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2007富士スピードウェイ

先日(2007年)11月10日(土)・11日(日)、富士スピードウェイへ行ってきました。2002年9月、フランスのサルデサーキット(最初期の日々想うこと参照ください)以来、ものすごい吸引力で僕をサーキットへ引っ張り、戻って来い!と言わんばかりの魅力で惹きつけ、「仕事が!!」……という言い訳で必死に我慢してきましたが、今回は休みを取って行ってきました。

最近のテーマ“古い車たち”……これも天命か? タイミング良くまたまた“古い車たち”を見に行くことになるとは……。土曜日はあいにくの雨空のようでしたが、晴れ男のボクが日曜日の朝一にサーキットINしたときは、雲が低いながら何とかドライ!……遠くからレーシングサウンドが聞こえ、心拍が高ぶります。

ここ富士スピードウェイは、全面改装が行われ、70年代に何度も足を運んでいた時からは驚くほどの進化で、以前の面影は今やほとんどないくらい変わっていました。気の遠くなるほどの長い“ストレート”、そしてスタンドから見える“ヘアピン”は健在で、しかし安全設備はものすごく良くなっていました。当然ですよね。つい先頃も“F-1”が開催されたくらいですもの。
 

ドイツ本国、ポルシェ・ミュージアムから、この日のために来日した特別走行車輌たち
さてさて、今回重い腰を上げた理由は? ……そう、1987年のル・マン24時間レースのウィニング・カー“ロスマンズ 962”と、なんとなんと!! 1998年の“911GTI”が、あのドイツ、シュッツトガルトのポルシェ・ミュージアムからはるばる運ばれていて、しかもデモ・ランまでしてくれるとか!? これはミニカー好きの僕としては、なんとしても行かなくては!と、これも吸引力の原因でした。CG誌のブースに、まず最初に訪問すると、また懐かしい方が!! 挨拶もそこそこに、気は焦るばかり。だって、レーシングサウンドがそこら中から聞こえてきて、あたり中往年の名車だらけなのだから!

各セクションのクラスごとに、すでにレースはスタートしている。コブラが! マトラが!! 936が、しかも本物! 当然! ブガッティ、ベントレー、アルファロメーオ、アルピーヌ……キリがない。そしてついにあの“962”と“911GTI”がピットに運ばれて……『エッ!?』911GTI”の横に荒君!? あの荒聖治君がドライブする!! ドイツ本国から貴重な4台を持って来た博物館の館長が“ロスマンズ 962”をドライブ。そしてエンジンに火が入り、初めてコクピットをのぞく! 僕の目の前30mのところにこれがある!! 80年代90年代 ル・マンは行けるわけもなく、ただビデオでしか見たことがなかった“実車”が僕の手の届くここにいるのだ。

(ひとり舞い上がっても申し分けないので、ヘタなビデオだけど、一応撮影はしました。独り占めはいけないので、皆さんにも楽しんでいただけるようブログにアップしています。)

あ〜、はるばる来た甲斐があった。販売に力を入れている911そのもののサウンドだ。ダッシュ右上のイグニッションをONにし、プッシュボタンを押し、グォーン! シュ〜ウォン、シュ〜ウォン、ウオ〜ン。やっぱり911の音だ! 962は?ターボの音が小さくヒュンヒュン混ざっているものの、やっぱ911の音。そしてスタートしていった。早くストレートに戻ってきて!

……きたきた グォーン、ファ〜ン。全身鳥肌。もう舞い上がりすぎて天にも昇る思い!! そこへ黄色の小さなモノが!クァ〜ン……? ひょっとして“マクラレン F1GTR”? そう、それです。そしてカ〜〜〜〜ア〜〜〜〜ン。ウ〜〜〜〜ン?(レーシングサウンドです(^^;) マツダ787B、91年にル・マンで初めて日の丸を揚げたマシンです。

しばし時が経つのを忘れ、このまま時間よ流れないで!と思うのですが、無情にも夕暮れが……帰らなくては、明日から仕事……でも、あのマトラ良かったね。936もはやかった。ローラも良かったよ。いやいや904いい音していたよ……なんて話をしながら帰る道中は至福の時間でありました。日常にもどりたくないなぁ〜なんてね。

しっかり心の栄養をもらったから、明日からまた頑張るぞぉ!


先日(2007年)11月10日(土)・11日(日)、富士スピードウェイへ行ってきましたこんな機会は滅多にない!僕のお宝映像です。
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